スーパービジョンの感想 K・Sさん(男性)

※基本的に原文のままですが、読みやすいように、改行等は付け加えています。

守秘義務に該当する部分は、省略しております。

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カウンセリングには中断がよくあると思います。やはりメンタルのことは、身体の病気と違って治りましたから終了しますとはなかなかならないものですよね。

わたしは、カウンセリングの後、相談者さんは大丈夫かなと心配したり、自分の聴き方、返し方はこれでよかったのかと振り返ってみたり、もっとこう言えればよかったとか、勉強不足だったとか、カウンセリング運営の仕組みや体制をこうすればよかったなど、色々考えてしまいます。

あたりまえのことですが、カウンセリングは百人百様で、本をいくら読んでも、そっくりそのまま当てはめられるような事例はありません。


そんななか、中越さんのスーパーバイズを見つけました。

自分の子ども時代の習い事や社会人になってからの会社員時代、そして親からも、怒鳴られたり嫌味を言われることはあっても褒められることはほとんど記憶になかったので、スーパーバイズは恐れていました。


でも、中越さんのスーパーバイズはそんなことはありませんでした

一方的に頭ごなしに諭すわけではなく、よくよく聴いてくださり、よく考えてくださった上で、


“河野さんは重要な役割を果たしたと思いますよ”

“だれがその相談者さんのカウンセリングを担当しても難しかったと思いますよ”

という趣旨の言葉を返してくれました。


中越さんのスーパーバイズでは、私の方から、こういう相談を受けて、こういう対応をした、なぜならこう考えたから、など、私がよく話させていただきました。そのことで、自分が話しながら、自分のカウンセリングを振り返ることができたとおもいました。

私が中断だと思っていたカウンセリングは、相談者さんにとっては、それなりの形での終結をしていたのかもしれないなと思えるようになりました。

スーパーバイズを受けてからは、後悔や心配が相談者さんがご自分なりにご自分の力で(別の相談機関などに頼ることも含めて)前に進んでくれていたらいいなと信頼や希望に変わっていました。

また、勉強や実践を踏まえてスーパーバイズをお願いできるように私も頑張りたいと思っています。


どうもありがとうございました。